突然、横文字でわかりずらいと思いますが、Active Directory(アクティブディレクトリ)は、「ネットワーク内のリソース」を一元的に管理し、社内ネットワーク内のPC、ユーザ、共有ファイルなどを検索できる辞書のようなもの、です。では、なぜこうした辞書がネットワーク内に必要なのでしょうか?導入すると、何が便利なのでしょうか?
自然に台数が増えてきたWindowsパソコンといった場合、コンピュータの管理は、社員一人一人の管理になっています。これは、分かり易く言えば、個人商店みたいなものです。当然、企業には、社長・取締役・部長・課長 営業部・経理部・総務部などのポジションとセクションがありますが、パソコンネットワークでは、個人商店の連合のような形になっています。このようなネットワークは、企業型に整理する必要があります。重要なデータに対するアクセス権には当然序列がありますし、部署毎のデータの範囲やアクセス権もあります。企業型で考えれば、パソコンのデータは、個々人が管理するものではなく、全て企業の財産として管理すべきです。パソコンネットワークも、企業の階層構造・秩序と同期をとる必要があり、それを実現する技術がActive Directoryです。
Windows2003ServerのActive Directoryでは、ネットワークを階層的に一元管理できます。会社の組織形態に合わせて、ツリー上にパソコンネットワークを構成できます。具体的には、本社、各支店、営業所といった物理的なネットワーク管理や社長、取締役、部長といったユーザー・グループの序列管理などです。企業の将来の発展を視野にいれて、現状の企業の組織形態に対応したActive Directoryを組む計画をたてる必要があります。
パソコン起動時にユーザーは、決められたユーザー名、パスワードを入力します。ここで、そのパソコンに入る事と同時に、社内ネットワークに入る認証をうけます。その結果、アクセス権があるネットワーク資源を全て利用できます。
マイネットワークにはActive directory検索がありますが、そこから社内ネットワークに入っているユーザー を検索できます。ユーザー情報は、社員名、内線番号、メールアドレスなどの情報も格納されています。グループ検索をすることで、営業に属している各ユーザーを調べることもできます。分散化した共有フォルダも、全て検索して使用できます。
さきほどユーザーは、パソコン起動時に1回だけ認証を受ければ、社内ネットワークに入ることができると説明しましたが、ユーザーが、どこまでネットワークを利用できるのかの序列的なアクセス権を設定できます。社長のもつユーザアカウントと社員のもつユーザアカウントでは、強さが変わるのは当然です。一時的なアルバイトに対しても必要なユーザー数をアルバイトグループの中に所属させて、アクセス権を設定すれば、社内ネットワークを安全に使用することが可能です。
社内ネットワークは、個人情報や企業の秘匿性の高い情報が詰まった金庫みたいなものです。ユーザーを管理することで、金庫の中のデータは、各段に安全になります。情報漏洩対策としても、Active Directoryは、有効な手段です。
現在のネットワーク構成の調査と将来の企業活動を視野にいれて、導入計画を御作りします。導入計画に合わせて、サーバーの機器、レイド構成、OSに接続できるユーザー数、バックアップ用ディスクと接続クライントの数 などによって、ご予算を御見積りいたします。
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